家を守る外壁塗装の特長
外壁塗装とは言うものの壁を塗り替えるかどうか、またどのように塗るかは家の状態によります。
気候が穏やかで日差しも強すぎず、築10年前後といった好条件が揃っていれば外壁のみの処置で大丈夫かもしれませんが、長く放置しているとそれだけで済むとは限りません。現在の家の状態を知っておくに越したことはないのです。
家を守ることで暮らしを守る―健康被害を受けない家づくりを生業としているSEICHOだからできる外壁塗装についてお伝えします。
1. 家と住む人を知ることから
ヒアリングと現地調査
ご家庭によって
壁の状況も希望も違う
セイチョーはお客様との対話を大切にしています。
外壁や屋根に関するご希望やお困りごとはもちろん、お住まいに関するご相談をじっくりとお聴きします。
外壁や屋根の状態や計測などもこの時に行いますが、ご相談だけでもお伺いいたします。
※30分~1時間ほどお時間をいただいております。
工務店として、設計士として外壁と向き合います
どこをどうするのが
最善か
塗料の性質と家の構造、住まいの専門家ならではの知識と経験を持ったスタッフが担当します。
外壁の状態に加え、家の換気機能、暮らし方やご希望をお伺いしてプランを作成します。
手間を惜しまないプランニング
同じ建坪でも家の形により
外壁の面積は大きく違う
あらかじめ塗料や工事内容などが決まっているパック料金やコミコミプラン。費用が分かりやすいのは魅力的ですが、工事が外壁の状態に合っていなかったり実は客寄せ料金で高額なプランを売り込まれたりとトラブルにつながるおそれがあります。
SEICHOは目の前のお客様だけのプランを提案させていただいております。
精度の高い見積り
必ず一件一件現調で計測を行い算出しています。
計測したデータをもとに塗装面積を正確に算出して見積もりを作成し、内容の説明いたします。
塗料、足場、シーリング |
開口部を除いた詳細面積 |
樋 | メーターで算出したら上の半円と筒では塗装面積が異なるので㎡で算出 |
足場 | 同じ㎡でも家の形により必要な長さは異なる |
即決よりもご納得いただくこと
後悔がないリフォームを
プランの内容についてご理解がないまま契約を進めることはありませんので、ご安心くださいませ。不明点がございましたら、どのようなことでも気軽にお申し付けください。
「塗る」にこだわらない提案
塗らなくても良い家、塗ったとしても解決しない家も存在します。
プラン作成の結果、時には塗る。時には覆う(カバー工法)。状態が良ければ何もしないという選択もいたします。
2. コストパフォーマンスを重視し厳選した塗料だけを使う
自信があるからできる最大15年保証
SEICHOでは高耐久塗料のみを取り扱っております。
次のメンテナンス時期を心配する必要がなくなれば、訪問販売などの営業に振り回されることもありません。
また先々の予定で「30年もいらない」というご要望にも対応させていただいております。ランニングコストと価格以上の安心をお届けいたします。
塗料の種類 | 特徴 | 耐用年数 |
---|---|---|
☆無機ハイブリット塗料 無機ハイブリッドチタンガード |
コストパフォーマンスに優れた超耐候性・高性能塗料 | 28年~30年 |
☆無機フッ素塗料 ZENITH/ゼニス |
最も耐久性の高いフッ素を超える塗料 | 20年~23年 |
フッ素塗料 | 長持ちで、塗り替え頻度が少なく済む高性能塗料 | 15年~20年 |
☆無機シリコン塗料 REGALO/レガロ |
特殊シリコンに耐候性が優れた無機成分を配合 | 15年~17年 |
ラジカル塗料 | 紫外線に強い | 12〜15年 |
シリコン塗料 | コストパフォーマンス優れている | 12〜15年 |
ウレタン塗料 | 価格と性能のバランスが良い | 7~10年 |
アクリル塗料 | 低価格、透明度が高く色を鮮やか | 5~7年 |
☆SEICHOで使用している塗料
忘れてはいけない下塗材の重要性
塗装の目的
塗装は3つの目的があります。
風雨や紫外線から保護する他に、様々な色や模様を付けたり、遮熱や防水などの
性能を付与することができます。
その中で下塗材は壁(下地)を覆うことで表面を保護する、塗膜を密着させるなどの重要な役割を担っています。SEICHOで扱う下塗材は塗膜の密着に加え、修復効果と耐候性が特長としてあげられます。
例えば、ひび割れ箇所に含浸し固着し長期的に建物を守ることが出来ます。
家と同じくしっかりとした土台(下塗)がなければ、良い塗料を使っても効果が弱まってしうのです。ですのでSEICHOでは塗料そのものに修復効果がある下塗材を使用しています。
3. 工事に関するこだわり
標準仕様は4回塗り
一般的に3回塗りが多いとされている外壁塗装ですが、下地の劣化が進んでいると3回では十分に壁を保護できないケースが多々あります。そのため当社では4回を標準としています。
下地を2回にしたり、上塗りを2回にしたりと家の状況に合わせて調整しています。劣化が進んでいる場合には5回塗る場合もございます。
この道30年の技術
塗装は「塗れればいい」というわけではありません。塗料が定着するように塗装することが長持ちの必須事項です。
見ただけでは分かりにくい技術面を、この道30年のベテラン一級塗装技能士が丁寧に担当します。
足場にも精度がある
正確・安全・迅速に工事が進められるよう、足場職人が現地調査を行いプランを作成しています。これにより工期を短くしています。
ご近隣の方へのご迷惑にならないよう飛散防止ネットを設置し、工事を開始します。
4. お付き合いを大切にする
ご近所様へのご挨拶
コミュニケーション不足によるトラブルを防ぐため、着工2~4日前をめどにご近所様に工事開始のご挨拶に伺わせていただきます。
お客様確認
工事に問題がないか、お客様とともに確認をおこないます。確認いただけてから足場を解体いたし、工事完了となります。
※より良いサービスをご提供するためアンケートをお願いしております。お手数とは思いますがご協力のほどよろしくお願いします。
アフターサービス
SEICHOでは、材料や部位により5年〜15年の保証をしております。工務店ならではの知識と経験をもとに家を守ってまいります。
その他、ご心配なことなどございましたらいつでもご連絡ください。
外壁塗装の工程
塗料だけでなく、下地処理など各工程を丁寧に行うかどうかでその後の外壁寿命が大きく変わってきます。
長持ちする塗料を選ぶことはもちろんですが、重要なのは下地処理です。洗浄による不純物の除外や補修材によるひび割れの修復など、外壁塗装の前に行う下地処理が丁寧か、施工方法が適切かどうかでもその後の外壁寿命は大きくかわってきます。
1. 足場の設置、メッシュシート設置
効率よく塗装できる足場を設置し、塗料の飛散防止のためにメッシュシートを取り付けます。
2. 高圧洗浄
塗る前の壁を綺麗な状態にするかで塗装の仕上がりが左右されるので、ほこりやコケ、カビ、チョーキングの粉などの汚れを丁寧に落とします。なかなか手の届かない窓ガラスも一緒に洗浄いたします。
3. クラック処理
クラックとは外壁の表面にひび割れが起こる劣化現象です。壁内を守るためにシーリング補修をします。
4. 養生
塗らない箇所の保護をします。綺麗に養生できるかで仕上がりの見た目が変わる大切な作業です。
5. 4回塗装
ローラーと刷毛で塗り替えていきます。
一般的には「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回が基本ですが、SEICHOでは4回を標準としています。
※劣化の度合いによっては更に増やすケースもあります。
屋根塗装・メンテナンスの工程
屋根は見えない部分だけに劣化が分かりにくい箇所です。紫外線の影響を大きく受ける屋根は壁よりも早い7~15年で塗り替えが必要とされています。塗装だけでなく補修や必要に応じたカバー工法の導入など、状態により最良なご提案をいたします。
1. 高圧洗浄・ケレン
洗浄・ケレンすることでよい塗装ができます。ほこり、コケ、サビなどの汚れや古い塗膜を洗浄します。洗浄で落としきれなかった部分は、道具を使い剥がし取ります。
※ケレンとは、塗料やセメント、コンクリート、モルタルなどの汚れを取り除く作業です。
2. サビ止め
金属の表面に皮膜を形成するサビ止めを塗装します。
これによりサビの原因である水や酵素が遮断・除去され、金属部分のサビや腐食を防ぎます。
3. 屋根の塗装
下塗り・中塗り・上塗りの3回が基本ですが、下塗りの劣化が激しい場合が多く、SEICHOでは4回塗りを基本としています。
下塗り2回で錆止めを塗り屋根との密着をよくし、中塗りは刷毛とローラーで1回目の屋根用塗料を塗ります。その後、同じ工程で2回目の塗料を塗り工事完了です。
手塗りで4回塗装することで塗膜を厚くし塗料の性能を最大限に活かします。
塗り替え時期の目安
外壁はおよそ10年前後、屋根は外壁より早い7年前後が塗り替えの時期とされています。
しかし外壁の塗り替えをしていない住宅が多くあります。長年の放置は外観だけでなく住宅そのものにも被害を及ぼす可能性がありますので、以下のような劣化の兆候が見られる場合は塗り替えの検討をオススメします。
チョーキング
劣化した塗料の成分が粉状になって吹き出す現象です。
白亜化(はくあか)とも言い、壁を触ると白い粉が手に付きます。防水性能が低下しており外壁から建物が傷むおそれがあります。
コケ・カビの発生
外壁表面の水分や汚れを栄養に、コケやカビなどが増殖している状態です。
美観を損ねるばかりでなく腐食のおそれもありますが、軽微なものであれば洗浄で対処可能な場合があります。
クラック
経年劣化や外的要因などにより外壁がひび割れている状態です。
塗膜のみの場合と外壁材に及んでいる場合によって対処法が変わるため、専門家に症状を確認してもらい現状を把握することが大切です。
コーキングの劣化
目地ともシーリングとも呼ばれる壁の継ぎ目が劣化している状態です。
写真のようにヒビが入っていたり、壁からはがれていたり、コーキングが細くなって隙間が生じていたり、いずれも外壁を傷めるおそれがあり補修が必要があります。
サビの発生
金属部分の傷や劣化によるサビ、金属との接触や雨水によって付着するもらいサビがあります。
症状が軽いうちは洗浄やサビ止めで対処ができる場合があります。
雨漏り
屋根や外壁の腐食を見落としてしまっため雨漏りが起こることがあります。
水分の浸入により建物が傷んでいる可能性が高く、状況把握と適切な処置が必要です。
よくある外壁塗装での失敗
- ・ 当日即決や期間限定で塗料が安かったが、数年でボロボロになってしまった
- ・ 塗装から数年後に屋根が崩れ出した
- ・ 足場代が安かったが、作業日数が長引いてしまい結局費用が高額になった
安さをウリにしていたり、現場での情報収集を大切にしていなかったりと、失敗につながる外壁塗装には特徴があります。
合わせて相談いただける困りごと
SEICHOは工務店ですので、外壁・屋根メンテナンス以外にも防水工事や水まわりなどのリフォームもご依頼いただけます。
同時に工事をすることで費用が安くなることもございます。「ここも気になっている」ということがあればどうぞご相談ください。
各種リフォーム
防水工事
雪止め金具取付
断熱リフォーム